パレスチナ自治政府のアッパス議長が国連にパレスチナ国家として加盟申請する方針を示したことを受けてパレスチナ自治区の各地では国連加盟の承認を求める動きが広がっています。富田記者の報告です。 富田:え こちら ヨルダン川西岸の分離壁の舞なんですけども 大勢の女性たちがパレスチナの国家としての国連加盟を承認を求めて集会を行っています。一部のデモ隊からは投石もありましたが ケガ人などは出ませんでした。しかし今後はパレスチナの全土でさらに大規模のデモも予定されています。そもそも 今回パレスチナ自治政府が援助国であるアメリカの制止を振り切って国連加盟申請を強行する構えを見捨ているのは今年3月からパレスチナ自治区で始まった民衆デモに背中を押されたからだとの見方もあります。 デモ参加者:アラブの春が私たちの正当な権利を求める力を考えてくれたのよ。 独裁政権を打倒したエジプトなどの民主化運動に続き我々も悲願の独立勝ち取ろうと自治政府を突き上げる形となっています。しかし 国連加盟申請にはアメリカ拒否権の行使を表明しています。アメリカハ阻まればイスラエル当局の大規模な衝突に発展する可能性もパレスチナ全土は徐々に緊迫の度を増しています。 |